Abarth 695 Tributo Ferrari
まぁるいお目々のFIAT500。そう、カリオストロの城でルパァ〜ンが乗っていたヤツが進化した現代版。
クラリス姫のようにかわいい顔をしているが、実はとんでもモンスターなのである。
フロントのサソリマークを見て「あぁ、アバルトね」と分かった人は「普通の通」、グレーの2本ラインで「おっ、430スクーデリアと一緒やん」とビビッときた人は「かなりの通」か実際にスクーデリアに乗っちゃってるブルジョアさん。そうなんです、アバルトでフェラーリなFIAT500なんですよ、こいつが。
ちなみにこの赤「ロッソ・コルサ」は、F1カーと同じ塗装だそうで、写真では表現できないほど実車は美しい。
エンジンは、アバルトチューンの1.4リッター直列4気筒ターボ・エンジンをベースに、135馬力から180馬力へとパワーアップ。0-100km/h加速が7秒以下、最高速度225km/h以上を誇る。もちろん、ブレンボ4ポッドのFブレーキやら専用ギアボックスやらなんちゃらマフラーやら、ありとあらゆるところにチューンの手が入っている。内装も本革とカーボンを多用した「その気」仕様で、エンジンの始動方法はフェラーリと同じだとか。フェラーリなんて乗ったことないから分からんけど。
んで、ふつーのFIAT500は200万円くらいから買えるのに、この子ったらもう、569万5000円ですわよ、奥さん。ウチのドイツ製アメ車よりもお高いザマス。
日本に入ってきたのはわずか150台(確か数日で完売)、もしも街で出逢ったら二礼二拍手一礼がお作法。
なんで695かっていうかは試験に出ないから割愛。そうそう、Tributoをトリビュートって読んじゃダメよ、トリブートだからね。イタリアだから。
↓エギゾーストノートはこんな感じ。
Abarth 695 Tributo Ferrari start-up standard exhaust ...