「蔵処 立乃」から「ワイン居酒屋SHIMOME」へ
東立石4丁目といえば、寅さんの柴又や両さんの亀有にもほど近いバリバリの下町。
…じゃなくて。
ここはトレンディでハイソな目黒なんだってば。マジで。
昨日の看板と車輪が置いてあるのがこのお店なんだけど、開店すればさらにバス停だのベンチだの、どっからそんなもん持ってきたん?という昭和なアイテムが溢れ出し、もちろん店内も蔦谷喜一のぬり絵のごとくレトロワールドが炸裂する。
もともとは、おじちゃんおばちゃんが「蔵処 立乃」として2人でやっていたのだが、気づいたら「ワイン居酒屋SHIMOME」に変わっていたようだ。松平健がMATSUKENになったようなもんか(違うと思う)。どうやらおじちゃんたちが数年前に引退して貸しているらしいんだけど、見た目はそのままだから気づかないって。しかもワイン居酒屋って、ハウスワインは赤玉ポートワイン?
さて、いつも現像はAdobeのLightroomとOLYMPUS Viewerを使い分けているが、今回は両方使ってあれこれフィルターをかけまくって遊んでいた。
こういう被写体だから、モノクロやセピア、トイフォトあたりは確実にサマになる。ほかにも、ポップアートやデイドリーム、ドラマチックトーンなどもそれぞれに面白い仕上がりで、最終的に選んだ上の写真は、Lightroomのクロスプロセス3ってやつ。露出や色調は多少いじったけど、なんというかびっくりするくらい自分のイメージにハマった。
もちろんふつーに現像しても味のあるフォトジェニックなお店だけどね。こんな感じ↓
次に行くときは、灘のンモタでも呑みながら、トンカツにかけるソースがブルドックなのかカゴメなのか問い詰めようと思う。もちろんトイレに立つときは「録音してきまーす」って言いながら(懐かし杉ちゃん)。