小さな異国の姉妹

旅行先のレストランで仲良くなった隣席の家族連れ。お姉ちゃんは、妹がかわいくてかわいくてしかたがない。妹は、お姉ちゃんが大好きで大好きでかたときも離れたくない。なんと愛らしい。かわいすぎて、ソフトフォーカスかけちゃったよ。

さて自分はどうだったか。男三人の真ん中。クソ真面目で暗い兄は嫌いだった。こうはなりたくない、という反面教師。歳が離れた弟は、面倒を見るのが文字通り面倒くさかった。親からは、兄とケンカすれば「弟なんだからお兄ちゃんのいうことを聞きなさい」とたしなめられ、弟とやりあえば「お兄ちゃんなんだから…」と叱られる。

そう、真ん中は、兄であって弟であって、兄でも弟でもない中途半端な存在。そうやって自立心は高まり、家族からはみ出していく。

真ん中な人ならけっこう分かってくれるんじゃないかな。大人になれば少しは仲良くなれるかと思っていたけど、人間って成長しないというか、家族だから大目に見られないというか、今も犬猿の仲状態が続く。あ、猿は嫌いだから自分は犬ね。

そんなことを思うと、異国で出逢ったこの小さな姉妹には、仲良しのまま育ってほしいなぁと心から願うのでありました。

バイクの写真ばかりだから、たまには人物もイイでしょ。来週末からの夏休みは、ちょいとポートレートをメインに撮ってみようなんて思ったりして。って思うだけかも。

〜今週のお題「姉妹・兄弟」〜

［OLYMPUS OM-D E-M5＋Panasonic LUMIX G 20mm F1.7］

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