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take 2 steps forward to the best shot

エレクトロ兄弟がやってきた

 

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写真の世界はいま、GRブームだ(当社調べ)。お気に入りの写真ブログの方々が相次いでGRを購入しているし、写真好きが集まった昨日の宴席でも、5人中2人、実に40%という確率でGRを持ってきていたことからも、このブームが裏付けられる。

胸ポケットに収まるコンパクトなボディにAPS-Cサイズの大きなイメージセンサーを搭載したGR。その素晴らしい描写力は、多くのプロも愛用しているほど。おらも欲すぃ…。

でもうらやましくないぞ。なんせこっちは「フルサイズ」を手にしてしまったんだから。むふふ。

 

マニラで怪しい売人をしているM氏(id:motosix)から、2台のフルサイズ機を無期限で借り受けた。写真の上から、今日のお通C、YASHICA Electro35CC、同じくGTN。

ヤシカエレクトロ35は、初代が発売された1966年から75年ごろまで続いた人気シリーズ。ろうそくの灯りでも写せるという文字通りキャッチーなコピーで写真ファンの心をつかみ、世界中で大ヒット。そのおかげで、中古市場にはゴロゴロ転がっていて投げ売り状態、パキスタンで危ない粉を売りさばくM氏も、下のGTNは原価120円くらいだよ〜、って今どきのコンビニスィーツより安いじゃん。

いろいろな方の写真を見る中で、おっ、これイイなぁ…と思って機材を見たらエレクトロ35だった、っていうのが何度か続き、例えばH.Oさんのユニオンジャックとか(勝手に紹介してすみません)、フィルムで撮るならコレかなぁとは思っていた。

で、実際手にしてみると、で、デカい! そこはかとなく写り込んだタバコと比べてもらえばわかるだろうけど、GTNなどはゆうに2.5マールボロ、デコってあったらもはや女子高生の弁当箱だ。

CCの方は、ちょうど愛用のOM-D E-M5とほぼ同じくらい。といっても、OM-Dの真ん中のでっぱり部分を含めての大きさなので、CCの方がひと回り大きく感じられる。コンパクトさ重視でマイクロフォーサーズにしたくらいなので、その点ではCCの方がいいんだけど、こちらは焦点距離が35mm。好みとしてはGTNの45mmなんだよなぁ。

ともかく、ヤシノンレンズの写りが楽しみ。まずはフィルム買わなきゃね、カラーにしようかモノクロにしようか…。

太っ腹で2台も貸してくれたコロンビアのMさん、ありがとう。

 

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あ、マレーシアシリーズはまだ続くよー。

 

OLYMPUS OM-D E-M5+Panasonic LUMIX G 20mm F1.7]

foto mono
↑モノクロ別館はかわいいお子ちゃま