闇に舞う千鳥たち
F1.8という明るいヤシノンレンズは、夜でもASA100のフィルムで楽にノーフラッシュ撮影ができちゃう。発売当時のキャッチコピーは「ロウソクの灯でも撮影できる」だったから、看板に偽りなしってところだね。
ただし、このエレクトロ35CCはコストダウンのためかどうかは知らないけど、絞り羽根が2枚しかなくて、しかもそれが千鳥柄のような独特の形状をしている。
この写真は丸ボケキラキラを狙ったつもりだったのに、その絞り形状のことなんてすっかり忘れていたものだから、左手前にピーチクパーチクうるさいよって突っ込みたくなるような千鳥ボケを見事にかましてくれた。あ、千鳥ボケっていうのは勝手にネーミングしただけね。
ちなみに同じエレクトロ35でもGTNなどのGシリーズは5枚羽根なので、前に載せた写真だけどこんな感じに五角形のボケになる。
まぁ見方によっては可愛らしいし、この機種でしか撮れないと思えばそれもまたイイかな。
[YASHICA ELECTRO35CC/GTN + ACROS100]