オリンパスのアートフィルター(その2)
ポップアートやトイフォト、ジェントルセピアなど、まぁありがちなアートフィルターはもちろん揃っているが、この「ドラマチックトーン」の趣向がとても面白くて気に入っている。
タイトルバックのヨット写真もこのフィルターをかけたものだ。
オリンパス曰く「局所的なコントラスト変化からつくり出される現実ではありえないような明暗によって、実際の空間をフィクションのような作風に仕上げます」だそうだが、雲とか海とか茂みとか廃墟とかを撮ると、もれなく怪しさ満載の仕上がりになり、そこに女性が写っていようものなら、みんな貞子と化す。
なので自分の中では勝手に「恐怖フィルター」と呼んでいる。
いかにも嵐の前のような、文字通りドラマチックな絵づらになっているが、実際のところは、雲は白く、空や海は青く、下の写真のようにとても穏やかなプールサイドなのだ。
アングルや雲の量、潮の干満などがずいぶん違うのはお許しを。限りなくこんな感じの南国風景も、あっという間にオリンパスのいう「フィクション」に生まれ変わる。
おー怖っ…でも楽しい。
※追記
タイトルバック写真を変えちゃったので、文頭の「ヨット写真」はコレ↓
[OLYMPUS OM-D E-M5+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3]