ディスプレイ
飾りというのはとても大切だと思う。
空間を飾るだけではなく、着飾ったり、言葉を飾ったり。
そこには、楽しんでほしい、ほっと安らいでほしい、嫌な思いをさせたくない、といった相手をもてなす心が根底にある。と同時に、落ち着きたい、ただ気分良く過ごしたい、自慢したい、注目を集めたい、といった自分自身の感情もあったりする。
どちらにしても、それを表現するにはセンスが必要だが、正解などはなく、正反対の結果を生んでしまうこともある。
たとえばこの瓢簞みたいな3つの容器、自分だったらそこには置かないなぁ…なんて違和感を覚えたとしても、飾った人なりの意味があるはず…そう、そこにあるのは容器ではなくその人の思いなのだ。←いいこと言ってる風
高価な宝飾品を身に着けたとしても、上品で洗練された印象に見える人もいれば、それバッタもんちゃう?と疑いたくなる人もいる。
街には飾りがあふれていて、心地よく感じるものはもちろん、小さな違和感、大きな違和感に出逢うのも楽しい。
反面、飾ることに無頓着な人や、飾りそのものに無関心だったり否定的だったりする人に会うと、実に楽しくない。
まぁそういう人は放っておいて、飾りに騙されたり誤摩化されたりしないような審美眼は磨いておかねば。飾りは大事だけど、本質があってこそだから。(微妙に自己矛盾)
[OLYMPUS OM-D E-M5+Panasonic LUMIX G 20mm F1.7/M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3]