ぶら六本木(その4)なんだかんだいってLUMIX G 20mm F1.7は最強かも
今回の「ぶら六」は、レンズ別に分けて書いたので、位置関係とか時系列とか分かりにくかったね、すんまそん。しかも最後に一番安いレンズを持ってくるという尻すぼみの構成。今日も暑かったね。
安いといっても小粒でもピリリと辛い山椒のようなLUMIX G 20mm F1.7。コンパクトなわりに重いOM-D E-M5につけても、その軽さと薄さのおかげで自慢のパンツストラップで手首にさげてぶらぶら歩き回ってもコンデジ感覚でまったく苦にならない。そのくせ、ピリリと締まったこの描写。F1.7と明るいので夜でも心強く、最短20cmまで寄れるので場末の薄暗い居酒屋などでも美味しそうに料理も撮れる。
35mm換算40mmという画角も広すぎず狭すぎず、街角や旅先スナップにはもってこい。こういう広角っぽい撮り方もできるしね。おねーさんの後ろ姿に合わせたはずが、顔検出機能を切り忘れたせいでシャッターを切る直前に右のおっちゃんにピントがいっちゃったよー。うっかりがっかり八兵衛。
わが家の最寄り駅である東急目黒線不動前から1本で行ける南北線六本木一丁目駅は、ロケでよく使われる泉ガーデンタワーに直結している。青いガラスに全体を覆われたナウい高層ビルだ。
これ、絞り値いくつで撮ったかわかる?? まぁボカす必要はないし、青空も覗いて明るかったから、普通ならF8とか10以上で撮るところ。でもちょっと試してみたくて、露出をどーーんと下げて開放F1.7で撮るという、写真を撮る者としてアルマジロな暴挙に出た。家に帰って等倍で見たら、ガラスの1枚1枚まで破綻することなくきっちり写し出されていて周辺減光も見られない。予想以上の写りに正直びっくり。
外苑東通りに出て(その2)でも紹介したPIT INNがあった一角へ。急がないと待ち合わせの時間が…撮ってる場合じゃないぞ。
ロアビルのはす向かいにあった「ハンバーガーイン」は「ROPPONNGI GRILL」になっていた。エルビスにメニュー持たせるとは人使いが荒い。
下の写真はゴトウ花店の向かいあたり。そういえば、このレンガのビルの2階でも一時期バイトしてたなぁ。ビルは30年前のままだ。確か1階はゲームセンターで、隣りの「すぱじろう」のビルはパチンコ屋だった。バイト前にパチンコでタバコをとると、バイト先の店が定価で引き取ってくて助かったっけ(良い子は真似をしてはいけません)。
ようやく六本木交差点。この先の右手に六本木食堂があったんだよね。ナスの煮浸しとコロッケにごはん、みそ汁がお気に入りだった。
そんなわけで、一丁目駅には15分前に着いていたのに遅刻しちゃった。タカヒロさん、モトシさん、どーもすみませんでしたっ!←響・長友の顔で
ぶら六本木シリーズ
その1 OM-D EM-5をオールドレンズ「Leitz ELMAR 35mm F3.5」で遊ぶ〜前編
その2 OM-D EM-5をオールドレンズ「Leitz ELMAR 35mm F3.5」で遊ぶ〜後編
その3 ぶら六本木(その3)Made in Japanの最新LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4の実力は