沼のほとり〜レンズ当てクイズ解答編
はい、正解は……Leitz Elmar 50mm F3.5。エルマーといえば、ライカを知る人なら誰もが認めるザ・標準レンズ。シリアルナンバーによれば1934年製…ってなんと80年も前のモデルだよ!!
それにしてもカッコいい。ちっこいのにいかにも金属の塊という存在感。使わないときは鏡筒を沈められたり、ピントレバーが無限遠でパチンと固定されたりするギミック。オトコノコってこういうのに弱いんだよねー(そんなオンナノコもいるけど)。
しかしさすがイチローさん、
コントラストが低くて白濁してる感じからすると結構古いレンズですかね?
距離は50mm(換算100mm)ではないでしょうか。
う~ん、Jupiter8あたり?
ほとんど当たりのようなもの。エルマーの中でもノンコーティングの初期型なので、こういう逆光アングルには弱いし、古い故の白濁もご指摘の通り。たぶん、Jupiter8とかInduster22あたりのロシアンレンズで同条件なら見分けつかないだろうなー。
それでも、逆光じゃなければ現代のレンズに引けを取らないところがスゴイ。1934年っていったら昭和9年、自分の親が生まれた頃だよ。
逆に、シャープすぎない柔らかな描写は、いかにもデジタルなパキパキの写真よりも個人的には好みだったりする。去年、六本木を撮り歩いたときにモトシさんから借りたエルマー35mm(同じくノンコーティング)の写りが気に入って、機会があったら欲しいなぁとずっと思っていたんだよねー。
こうなると、やっぱりボディも欲しくなる。
持ってないから人サマの写真をお借りして…
ひょぇ〜〜〜、かっちょいい。惚れてまうやろぉ〜(* ̄▽ ̄*)
そして目の前に広がるのはレンズ沼とライカ沼。
そう、ハマるとズブズブと抜け出せないという楽しくも恐ろしい底なし沼。
別にライカ信者でもないし、ウンチクを語りたい訳でもなくて、コンパクトでカッコよくて写真が楽しめるカメラ&レンズが欲しいだけだから、ハマることはないと思うけど。
とりあえずボディともうちょい長めのレンズを1本だけ…。←すでにハマってる
[OLYMPUS OM-D E-M5+LEITZ ELMAR 50mm F3.5]