本坪鈴
無宗教で神様もジーザスもアラーも信じていないから、神だのみはしない。
多少の運、不運はあっても、成功も失敗もほとんどは自分が何かを選択した結果。
祈る、願う、感謝する、などの行為も形式や場所とは関係ない。
宗教そのものを否定するつもりはなくて、逆に基本的な考え方には共感する部分が多い。だけどそれは、どの宗教、宗派に属しているかには関係なく、ほとんどが人として当たり前のこと。それらしい器を作ってマジョリティになりたがっている(それで安心を得る“だけ”なら別にイイんだけど…)だけな気がするんだよなー…なんて言いながら、神社もお寺も教会もハードとしての存在は好き。←身勝手
[YASHICA ELECTRO35GTN + ProFoto XL100]
Alice
写真仲間のaniseさんがブログで紹介していた写真展が、ちょうどお散歩Eコースの途中だったのでちょっと寄り道してみた。
40年以上も前のポジフィルムを改めてプリントし直したという1枚1枚に、Aliceの姿が生き生きと浮かび上がり、こじんまりとしたギャラリーで童話の世界に迷い込んだかのような物語が綴られていた。ハッセルブラッドならではの柔らかな優しいトーンは、“少女”をより幻想的に描き出し、例えばドールハウスの向こうから覗く青い眼差しを見ていたら、無意識のうちに不思議な世界へと引き込まれた。
ギャラリーの人から1973年に刊行された写真集を拝借して、オリジナルの色彩と、劣化してところどころカビも見られるフィルムがもたらす“時間”との違いも楽しんだ。
モデルの少女は、ちょうど同世代。ご本人が今これを見たらどう思うんだろう。なんて考えながら家に帰って、大昔の写真を引っ張り出すと、そこに写っているのはみすぼらしい昭和の小僧。見たくねー。
ともあれ、なかなか素敵な写真展だったので、恵比寿に用事がある人はぜひ覗いてみてね。来週の日曜までやっているよ。
有栖川公園
六本木と広尾と麻布のド真ん中とは思えない、山(というか丘)あり滝あり森あり池ありの有栖川宮記念公園。学生時代は、六本木や霞町(なんて今でも呼ぶのかな?)あたりで飲んだ後に、お気に入りのあの娘としっぽり…なんて思い出があったようななかったようなごにょごにょ。
麻布の主であるタカヒロ(id:takahiro91)さんとの写真散歩コースだけど、もちろん彼としっぽりすることはない…と思う。まぁ昼間だしね。←そーゆー問題じゃない
東京って、いわゆる“都会のオアシス”みたいな緑豊かな公園が意外に多くて、なんていうか、時間の流れ方が街中とは違ってゆる〜い感じで好きだな。
有栖川で思い出した。写真ブログ仲間に教えてもらった写真展「少女アリス」を観に行こう。
[YASHICA ELECTRO35GTN + ProFoto XL100]