フィルムで撮りたいというよりも。
「フィルムで撮りたーい!」
なんて書くと、そっち方面の方々から熱烈いらっしゃいビームを浴びせられちゃうかな。
でも、実をいうとちょっとニュアンスが違う。正確には、「昔のカメラで撮りたーい!」なんだよね。昔のカメラってことは必然的にフィルムになっちゃうわけで。写真そのものはフィルムだろうとデジタルだろうとどっちでもいい。
あ、Rolleiで撮りたいってことじゃないよ。これは、この前見せてもらって、触らせてもらって、むちゃくちゃカッコいいなぁ、って思っただけ。
なぜ昔のカメラで撮りたいか。それはだた単にカッコいいから。
カメラだけじゃなく、クルマにしても、バイクにしても、昔のものの方が「カッコいいなぁ」と感じるものが多いんだよなー。
なのに現実には、どれも現代的なものを愛用している。もちろん、選択基準の優先事項がカッコいいに変わりはないんだけど、どうしてもメンテやコスト、便利さ、時間、家族の目など大人の事情がからんでくる。
でも本当のところは、もろもろの事情よりも本人の「熱」のレベルの問題だと思う。昔のクルマやバイクに乗りたい、昔のカメラで撮りたいとは思っても、何としてでも欲しいというほどではないから。カッコいいなぁという「微熱」が続いているだけなんだよね。
OM-Dが気に入っているから、その先祖のOM-1しかないかな。いや、レンジファインダーもみんなカッコいいし、いつかはLEICAか? まてよ、写りでいったらYASHICA ELECTORO 35がイイなぁ…なんて微熱のままヤフオクを眺めている今日このごろ。