馬九行久 〜U・Ma・Ku・I・Ku〜
五反田にある東京デザインセンターは、建物の中央にずどーんと階段を配した吹き抜け構造で、その奥を見上げると、イタリアの彫刻家ミモ・パラディノによるアルミダイキャストの「馬」が鎮座している。デザイン専門の書店がなくなってから足が遠のいていたけど、相変わらず五反田のイメージ(どんなだ?)には合わない異空間っぷりがたまらない。
さて馬のアートといえば、ダヴィッドの「アルプスを越えるナポレオン」(白馬が有名だけど栗毛ヴァージョンもある)とか、東山魁夷の「緑響く」がすぐに目に浮かぶ。とくに東山画伯の白馬シリーズは大好き。
もののついでに、馬の絵画をネットサーフィンしていたら、浜辺を疾走する白馬を描いたダイナミックな絵に目がとまった。佐藤純一氏の「白馬」という絵なんだけど、サブタイトルが“馬九行く”ってダジャレかいっ。なんだかこのブログ並みだなぁ…って思ったけど、結婚祝いとか午年の挨拶とか意外に昔から縁起担ぎとして使われていた言葉みたいだね。っていってもダジャレはダジャレ、カモメはカモメ。ご本人が付けたのか、プロモーション的に後から付けられたのかは分からないけど、そのせいで芸術性が3割、いや半分はスポイルされていると思うのは気のせいか…。
↑ ぜんぜん欲しくないw ちゅうか馬く行く気がしないww
[YASHICA ELECTRO35GTN + ProFoto XL100]
家政婦は三田
こういうショットに家政婦系タイトルってべったら漬けくらいベタベタだね。
なので、三田から歩いて帰る途中だったからおやじギャグ風味を加えて三田。
ちなみに何度も書いているけど派閥でいったら「ワンコ派」だから。でもニャンコが嫌いなわけじゃない(というかむしろカワイイ)から撮っちゃうんだー。
で、夕方散歩をするようになって初めてヤシカのエレクトロ35GTNを持ち出した結果、フレア写真を量産しちゃった。ど逆光は避けていたのに、夕方で太陽が低いからかな、建物の反射とかにも気をつけないとダメだね。まぁエレクトロ35に限った話じゃないけど。
[YASHICA ELECTRO35GTN + ProFoto XL100]
大洗海岸
昨日に続いてカラーヤシノンレンズのカラー写真。
ご婦人方の運転手として来たという右のおじさん、海やらバイクやらを撮っていたら「お兄ちゃんも撮ってやろうか?」って言ってくれたけど、手とか身体とかがブルブル震えていたので遠慮させてもらった。「最近のカメラはよーわからんがコイツは押せばイイんじゃろ?」って、距離さえ合わせておけばそーだけど、手ぶれ写真になるだろ、絶対に。まぁお兄ちゃんって呼んでくれたのでイイ人認定。
「ねぇ見て見て、海だよぉ〜〜〜♪」
「キレイだね(見りゃわかるわ)」
「ずっと眺めていても飽きないよねぇ〜〜〜」
「そうだね(こっちはセーターだから寒いんですけど)」
若いってステキ☆
なんだか昨日から「青」ばっかりだけど、カラーヤシノンレンズ、モノクロでもカラーでもイイ感じに写るねぇ。今度は街中でもっとカラフルなシーンを撮ってみようかな。
[YASHICA ELECTRO35GTN + ProFoto XL100]