優駿や兵どもが夢の跡
昨日に続いて馬のお話。目黒お散歩ブログなので、たまには地元の歴史なんぞを。
東京優駿(日本ダービー)が最初に開催されたのは、1932年(昭和7年)ってウチのオヤジが生まれた年だ…なんてことはどーでもよくて、今の府中競馬場じゃなくて今はなき目黒競馬場だったんだよね。
記念すべき第1回の優勝馬はワカタカという馬で、写真の記念碑はその父であり6頭の優駿馬を生み出した名種牡馬トウルヌソル。
地図を見ると、その第1コーナー〜第2コーナー〜バックストレートの一部が生活道路として残っているのが分かる。といっても馬場じゃなくて外周路らしいんだけど、こんな感じ ↓
上の写真は、東京優駿のスタート地点だった(たぶん)第2コーナーからバックストレートにかけての名残。80年以上も前に、ここからサラブレッドが猛ダッシュしたんだね。
競馬場そのものは1907年(明治40年)開業していて、昭和に入る頃には住宅事情や諸々の理由で運営が困難になり、目黒での東京優駿はわずか2回の開催で府中に移ることになったわけ。で、目黒競馬場は取り壊されちゃうんだけど、みんな忘れないでねーってことで、それ以来「目黒記念」っていうGIIレースが東京優駿と同日の最終レースとして開催されているんだとさ、めでたしめでたし。
競馬かぁ……あれは93年だったかな、ホクトベガとノースフライトで万馬券を獲ったエリザベス女王杯以来やっていないけど、艶やかで引き締まった馬体が躍動する姿には今でも目を奪われる。馬術もそうなんだけど、お馬さんたちはみんな美しくて目がかわいいから大好きだなー。
↓ 競馬好きだったころに読んだ本。ギャンブル的な要素はほとんどなくて、競馬ファンじゃなくても楽しめるおすすめの1冊…上下刊だから2冊か。
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ダビスタも久々にやってみたいから新作予約しちゃおうかな。って3DS持ってない…
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馬九行久 〜U・Ma・Ku・I・Ku〜
五反田にある東京デザインセンターは、建物の中央にずどーんと階段を配した吹き抜け構造で、その奥を見上げると、イタリアの彫刻家ミモ・パラディノによるアルミダイキャストの「馬」が鎮座している。デザイン専門の書店がなくなってから足が遠のいていたけど、相変わらず五反田のイメージ(どんなだ?)には合わない異空間っぷりがたまらない。
さて馬のアートといえば、ダヴィッドの「アルプスを越えるナポレオン」(白馬が有名だけど栗毛ヴァージョンもある)とか、東山魁夷の「緑響く」がすぐに目に浮かぶ。とくに東山画伯の白馬シリーズは大好き。
もののついでに、馬の絵画をネットサーフィンしていたら、浜辺を疾走する白馬を描いたダイナミックな絵に目がとまった。佐藤純一氏の「白馬」という絵なんだけど、サブタイトルが“馬九行く”ってダジャレかいっ。なんだかこのブログ並みだなぁ…って思ったけど、結婚祝いとか午年の挨拶とか意外に昔から縁起担ぎとして使われていた言葉みたいだね。っていってもダジャレはダジャレ、カモメはカモメ。ご本人が付けたのか、プロモーション的に後から付けられたのかは分からないけど、そのせいで芸術性が3割、いや半分はスポイルされていると思うのは気のせいか…。
↑ ぜんぜん欲しくないw ちゅうか馬く行く気がしないww
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家政婦は三田
こういうショットに家政婦系タイトルってべったら漬けくらいベタベタだね。
なので、三田から歩いて帰る途中だったからおやじギャグ風味を加えて三田。
ちなみに何度も書いているけど派閥でいったら「ワンコ派」だから。でもニャンコが嫌いなわけじゃない(というかむしろカワイイ)から撮っちゃうんだー。
で、夕方散歩をするようになって初めてヤシカのエレクトロ35GTNを持ち出した結果、フレア写真を量産しちゃった。ど逆光は避けていたのに、夕方で太陽が低いからかな、建物の反射とかにも気をつけないとダメだね。まぁエレクトロ35に限った話じゃないけど。
[YASHICA ELECTRO35GTN + ProFoto XL100]