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take 2 steps forward to the best shot

LX100にちょっとだけ物欲

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このクルマも9年目だし、バイクも14年目。新しいモノは好きなくせにすぐには手を出さず、石橋を叩いて人に先に渡らせておいて、結局渡らなくてもイイやー、ってタイプのわたくし。で、デジカメも今のOM-D E-M5にとくに不満はなく…。

 

ドイツで2年に一度開催されるカメラの祭典「フォトキナ」を終えて、各社から新製品ラッシュ! それほど気になるニュースはなかったけど、ひとつだけ、パナソニックから気になるニューモデルが発表された。

 


DMC-LX100|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

 

コンデジだよ、いわゆる一眼じゃなくて。

センサーサイズはOM-Dとほぼ同じフォーサーズ、そして24-75mm/F1.7-2.8という明るいライカレンズの組み合わせ。ってことは、上の愛車写真はもちろん、このブログにアップしてきた望遠レンズ以外で撮ったデジタル写真はほとんどコレで撮れちゃうわけ。もちろん星空も。

それに加えて、おおおっ! って思ったのが操作系。だいぶ前に、こんな記事を書いたんだけど…

ハイアマチュア向け以上のデジカメにモードダイヤルはいらない - foto moto

 

コンデジのくせに(って失礼か)、家電メーカーのくせに(もっと失礼か)、モードダイヤルじゃなくてシャッタースピードダイヤルと絞りダイヤル(レンズ部)を付けてくるとは!

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本家サイトから画像を拝借。欲を言えば、右側の露出ダイヤルはISOにしてほしかったのと、ピントリングに距離目盛りがあったらベストだけど、さすがにそれは欲張り過ぎか。

さらにさらに、こんなことも書いたことがあって…

フォーサーズよりトゥーサーズ - foto moto

 

タテ写真は4:3、ヨコ写真は3:2で撮りたいのに、その設定は大抵メニューの奥深くにあって、撮影中に切り替えるのは非現実的だったんだよね。それが、上のメーカー写真を見れば分かる通り、レンズの根元部分にあるじゃないの、切り替えスイッチが! これなら撮りながらサッと変えられてチョー便利。

ほかにも4K動画が撮れて、しかも動画から高画質な静止画像が切り出せる機能なんかもイイ感じ。手ぶれ補正ももちろん付いているし、ファインダーがあるのもポイント高し。今どきのハイエンドコンデジとしては大きめなものの、今のOM-D E-M5よりは小さくて軽い。

 

気になるお値段は、カメラのキタムラの予約で10万110円。10万は切ると思っていたのに円安の影響かもね。11月発売だから、春くらいには8万円台くらいに下がらないかなー。そうしたら、OM-Dとレンズ売っぱらって換えちゃうかも。発売されたらいろいろレビューがアップされるだろうから、石橋を叩いて人に渡らせながらゆっくり考えよう(きっと渡らないw)。

 

でもね、ホントはね、デザイン的にはこっちが欲しいのね。

 

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ライカD-LUX // コンパクトデジタルカメラ // フォトグラフィー - Leica Camera AG

 

中味もレンズも操作系もパナのLX100とおんなじ兄弟機。なのにお値段は16万7,400円だって。高っ! ライカブランドへのこだわりはないから、デザインだけのためにこの価格差を払うのはちょっとなぁ…。

 

OLYMPUS OM-D E-M5 + Panasonic LUMIX G 14mm F2.5]

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↑モノクロ別館やってます

優駿や兵どもが夢の跡

 

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昨日に続いて馬のお話。目黒お散歩ブログなので、たまには地元の歴史なんぞを。

東京優駿日本ダービー)が最初に開催されたのは、1932年(昭和7年)ってウチのオヤジが生まれた年だ…なんてことはどーでもよくて、今の府中競馬場じゃなくて今はなき目黒競馬場だったんだよね。

記念すべき第1回の優勝馬はワカタカという馬で、写真の記念碑はその父であり6頭の優駿馬を生み出した名種牡馬トウルヌソル。

地図を見ると、その第1コーナー〜第2コーナー〜バックストレートの一部が生活道路として残っているのが分かる。といっても馬場じゃなくて外周路らしいんだけど、こんな感じ ↓

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上の写真は、東京優駿のスタート地点だった(たぶん)第2コーナーからバックストレートにかけての名残。80年以上も前に、ここからサラブレッドが猛ダッシュしたんだね。

競馬場そのものは1907年(明治40年)開業していて、昭和に入る頃には住宅事情や諸々の理由で運営が困難になり、目黒での東京優駿はわずか2回の開催で府中に移ることになったわけ。で、目黒競馬場は取り壊されちゃうんだけど、みんな忘れないでねーってことで、それ以来「目黒記念」っていうGIIレースが東京優駿と同日の最終レースとして開催されているんだとさ、めでたしめでたし。

競馬かぁ……あれは93年だったかな、ホクトベガノースフライト万馬券を獲ったエリザベス女王杯以来やっていないけど、艶やかで引き締まった馬体が躍動する姿には今でも目を奪われる。馬術もそうなんだけど、お馬さんたちはみんな美しくて目がかわいいから大好きだなー。

↓ 競馬好きだったころに読んだ本。ギャンブル的な要素はほとんどなくて、競馬ファンじゃなくても楽しめるおすすめの1冊…上下刊だから2冊か。

優駿〈上〉 (新潮文庫)

優駿〈上〉 (新潮文庫)

優駿〈下〉 (新潮文庫)

優駿〈下〉 (新潮文庫)

ダビスタも久々にやってみたいから新作予約しちゃおうかな。って3DS持ってない…

 

OLYMPUS OM-1 + F.Zuiko 50mm F1.8 +ACROS100]

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↑モノクロ別館やってます

馬九行久 〜U・Ma・Ku・I・Ku〜

 

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五反田にある東京デザインセンターは、建物の中央にずどーんと階段を配した吹き抜け構造で、その奥を見上げると、イタリアの彫刻家ミモ・パラディノによるアルミダイキャストの「馬」が鎮座している。デザイン専門の書店がなくなってから足が遠のいていたけど、相変わらず五反田のイメージ(どんなだ?)には合わない異空間っぷりがたまらない。

さて馬のアートといえば、ダヴィッドの「アルプスを越えるナポレオン」(白馬が有名だけど栗毛ヴァージョンもある)とか、東山魁夷の「緑響く」がすぐに目に浮かぶ。とくに東山画伯の白馬シリーズは大好き。

もののついでに、馬の絵画をネットサーフィンしていたら、浜辺を疾走する白馬を描いたダイナミックな絵に目がとまった。佐藤純一氏の「白馬」という絵なんだけど、サブタイトルが“馬九行く”ってダジャレかいっ。なんだかこのブログ並みだなぁ…って思ったけど、結婚祝いとか午年の挨拶とか意外に昔から縁起担ぎとして使われていた言葉みたいだね。っていってもダジャレはダジャレ、カモメはカモメ。ご本人が付けたのか、プロモーション的に後から付けられたのかは分からないけど、そのせいで芸術性が3割、いや半分はスポイルされていると思うのは気のせいか…。

 

 ↑ ぜんぜん欲しくないw ちゅうか馬く行く気がしないww

 

[YASHICA ELECTRO35GTN + ProFoto XL100]

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