葉っぱ〜その2
今度はトゲトゲのはっぱふみふみ。鉄で蘇ると書いてソテツだって。弱っていても、根っこ付近の土とか幹に鉄釘をさしておくと元気になるっていうのがその名の由来だとか。貧血症か? 本当に治るんかなぁ。
子供のころ、裕福な友達の家に遊びに行くと、必ずと言っていいほど広い庭にソテツがあったから、「金持ちの木」と勝手に呼んでいた。もちろんわが家では一度も育てたことはない。
イチョウなどと同じ雄雌異株で、この巨大な黄色い松ぼっくりのようなモノは雄花らしい。高感度で撮ったわけでもないのに粒子が粗いなーと思って等倍で見たら、なるほど花粉がいっぱい付いていた。ソテツっていえばこの雄花のイメージで、雌花って見たことない気がする。
以前、「この木なんの木 気になる木」でも書いたけど、植物の造形って本当にスゴイ。子孫を残して成長していくための「必然」とはいえ、なぜこうも美しいカタチになるんだろう。
[OLYMPUS OM-D E-M5+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3]
葉っぱ
はっぱふみふみ…って脳内回顧したあなた、今晩はゲバゲバピーな夢を見るよ。
これっていわゆる幸福の木の仲間だよなー、どの辺が幸福なんだろうなー、なんてボォーっとしながら、ほぼ意味なく撮ったボツ写真だったのに。よく見たら、アブだかハエだか分からないけど未確認飛行生物が写っているじゃないの。虫好きでもないのになんだか小さな幸せを感じちゃって、あぁ、これが幸福の木ってことか…なんて展開にするのはそれこそ虫がよすぎる話。
ちょいと調べたら、ドラセナ・サンデリアーナって木で、中国では開運竹とか万年竹とか縁起物っぽい。ドラセナだからやっぱり幸福の木の仲間だね。
それにしても、やっぱり何が撮りたかったのか自分でもよーわからん(@@)
[OLYMPUS OM-D E-M5+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3]
常夏休み
わが家の夏休みまであと3週間。例年どおり、常夏の国でのーーんびり過ごす。
文字どおりの青い空に白い雲、緑の木々、海風が心地よいビーチ。
観光なんて、一切しない。食べて飲んで本を読んで、風が吹いたらセイリングで海に出る。あとは寝るだけ。お土産も買わない。
昼間ずっとプールサイドかビーチにいると、オージーやフレンチが不思議そうに声をかけてくる。
「日本人なのになんで毎日ここにいるんだ?」
どーも彼らは、日本人は朝から夕方まで観光や買物でせわしなく動きまくっているのがデフォルトだと思っているらしい。確かにね。そーゆー人の方が多いかも。でもしかたないでしょ、勤勉な日本人は妙に時間があると落ち着かない人種なんだから。あんたたちみたいにノーテンキじゃないの。で、自分は勤勉じゃないから…なんて英語でいちいち説明するわけもなく。
「Cos almost Japanese is so rich, but I'm not.」
と応えることにしているが、もうちょっと気の利いた返しはないかな。うーん。英語が得意な人、なにかいいアイデアをください。
てなわけで、荷物の準備はいつも直前だけど、心の準備はすでにできている。
毎日のピーカンを祈って。
[OLYMPUS OM-D E-M5+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3]